Archive for the ‘Release’ Category

iTunes は難しい

水曜日, 2月 9th, 2011

 

元記事: Buy an iPhone app once and all following downloads of the app are free.

iTunes は、元々、iTunes Store からドウンロードした音楽などを iPod に転送して持ち歩くのために生まれたものなので、iPhone のように自力でアプリケーションをダウンロードできる機器との扱いに違いがあって扱いが複雑になっています。
私も、元記事を読むまで iTunes について適当に使っていましたので整理してみました。

原則その1:
Tunes Store:購入した曲、ビデオ、iPod ゲーム、およびアルバムは 1 度のみダウンロードできる
iTunes Store から購入した曲、ビデオ、iPod ゲーム、アルバムは一度しかダウンロードできません。何かの理由でファイルを消去してしまうと、購入履歴があっても再度購入しなければなりません。ですのでバックアップは必須となります。

原則その2:
App Store で購入したアプリケーションをダウンロードし直す方法
App Store から購入したアプリケーションは、同じ Apple ID を入力すれば何度でもダウンロードすることが出来ます(App Store に登録されている最新バージョンのみ、App Storeから 削除されてしまったものはダウンロードできません)。通常の「購入」動作で「すでにこのアイテムは購入しています」と表示されればそのまま無料で再ダウンロードすることが出来ます。新しく買った iOSデバイスでも、同じ Apple ID を使えば既に購入済みのアプリケーションは無料でダウンロードできます。

iPod は自分でデータを取得しませんから iTunes -> iPod アップデートが基本になります。ですのでインストールしたばかりの iTunes へ iPod を接続同期すると全てのデータが空になってしまいます。

iPod Touch/iPhone/iPad の アプリケーションや写真などは、自分でデータを取得することができますので iPod Touch/iPhone/iPad でアプリケーションやデータの更新があれば iTunes へ反映されます。

仕様がちょっと歪んでますねぇ…。

また、PC と iTunes にも認証の縛りがあってさらにそれが管理を複雑にしています。
コンピューターの認証と認証解除
同じ Apple ID で管理できるコンピューターは 5台までに制限されています。iTunes  とインストールされた PC がヒモ付されているので、iTunes Store から買ったものは、その Apple ID で認証した iTunes でなければ扱うこともできません。また、ネットワークで iTunes のライブラリを共有しようとした場合も同じ Apple ID を使用する必要があります。

しかも、コンピューターの認証解除をしないで、PC を買い換えたりすると認証できるコンピューターは4台のまま、5台には戻りません。その場合、1年に1回のみt対象の Apple ID にヒモ付されているコンピューターを全て解除する仕組みがあります。その後、持っているコンピューターのみ再認証しなければなりません。

複数台の PC を持っている場合、5台以内なら同じ Apple ID を使うべきということですね〜。

1台のコンピューターに接続できる iOSデバイス数に制限はないのですが、1台の iOSデバイスを 2台以上の PC に接続するのは上記からトラブルのもとになるので(出来ないことはありませんが)おすすめしません。

じゃあ、違う Apple ID で購入した iOSデバイスと iTunes アプリケーションを接続したらどうなるんでしょう?。実は私もやったことありません。両方無視か、消えてしまうのか?。どなたかやった方いません?。

日本では関係ありませんが、Verizon iPhone 4 が jailbreak できる GreenPois0n RC5.4 がリリースされています。

INOTEPAD

火曜日, 2月 8th, 2011

販売: Geek Stuff4u.

いくら、iPad があると言ってもやっぱり紙の手軽さにはかないませんね。前に、iPadのデザインにそっくりなメモ帳「iNotePad」というのがありましたが、これは本物 iPad ケース + ノートという構成。机で使うとちょっと便利そう。お値段 4,980円です。

しかし、立って使うとちょっといただけませんねぇ…。

iPad + ノートの場合、iPad の Book型カバーに B5 の紙を数枚挟んでおき、iPad を下敷きにして書くと良いようですよ。

Transmission 2.2 がリリースされています。修正点はこちらからどうぞ。

MacBook Air スタンド

月曜日, 1月 31st, 2011

販売: Twelve South.

あまり、ノートパソコン用のスタンドは見かけませんが、新型 MacBook Air なら、スタンドに立てても中々良い感じです。iPad はパソコンとは別物ですから、ちょっとパソコン使うなら MacBook Air 軽くていいですよね。SSD だし。BookArc for Air お値段 $40です。

MacBook を持ち歩いてその重さに辟易している私、Air に乗り換えこのスタンドでスマートに(いけたらいいだけどなぁ)。

Opera 11.01 for Mac OS X がリリースされています。

Skype 5.0 for Mac OS Xベータ版がリリースされています。Mac でもグループビデオ通話が可能となりました。

PC3-8500 SODIMM DDR3 4GBx2 が $80 !?

木曜日, 1月 27th, 2011

今、米国の Amazon では、Mac用 SODIMM 4GBx2 が $79.99 で販売されています。もう、え〜っという感じです。

Amazon – Crucial CT2KIT51264BC1067 8GB 204-PIN PC3-8500 SODIMM DDR3 (4GBx2)

DDR3 PC3-8500; CL=7; Unbuffered; NON-ECC; DDR3-1066; 1.5V; 512Meg x 64 とのことですからちゃんと動きそうですね。

何と中古品が $233.97 で 新品が $79.99 ですよ。私が1年前に買った時は ¥16,800- x 2枚 = ¥32,600- でした…。

Microsoft Office 2011 30日間無償評価版がリリースされています。Office for Mac Home and Business 2011版で outlook を含んでいます。

LibreOffice 3.3安定版がリリースrされています。OpenOffice.org コミュニティが Oracle から独立して名称を LibreOffice としたバージョンです。LibO_3.3.0_MacOS_x86_langpack_ja.dmg も同時にダウンロードして LibO_3.3.0_MacOS_x86_install_en-US.dmg インストール後、LibreOffice 3.3 Language Pack.app を実行し、日本語パックを同時にインストールしてください。

Google Cloud Print を使ってみる

水曜日, 1月 26th, 2011

記事元: Launches Cloud Print for iOS Devices.

Google はモバイル版の Googleドキュメント(以下 Google Docs)と Gmail について Cloud Print(クラウドプリント)のベータテストを開始しました。iOS3 以上また Android2.1以上に対応しています。
記事では、米国の英語圏向けリリースとありますが、日本語の設定ページもあり、簡単なテキストなら日本語もちゃんと印刷されました。Apple の AirPrint は基本的にローカルネットワークが対象ですが、Google Cloud Print なら、プリンターがインターネット上に接続させていれば、どのプリンターにも印刷することが出来ます。

しかし、まだ Cloud Print は Lab 扱いのベータ版です。Windows に接続されたプリンターしかサポートしていません(ちょっと残念)。今回テストした環境は以下の通りです。

  iPad(iOS4.2.1) ----------------------> Google Docs
             (print)       |
                       |
 Windows7 <--------- Google Chrome ---------+
   |
 (無線LAN)
   |
 Canon iP5200R

ちなみに、今回 iPad と Windows7 そしてプリンターは、ルーター内のローカル環境にあります。

必要な環境は、Windows 7, Vista, or XP とそこに接続されたプリンター。Windows には Cloudprint デベロッパー版の Google Chrome ブラウザのインストールが必要です。また、Google Docs と Gmail しかサポートしていないため当然のことながら、Gmail アカウントが必要です。

デベロッパー版の Google Chromeブラウザをインストールして起動します。右上の設定(スパナーアイコン)をクリックしてオプションから「高度な設定」タブを開きます。
(以下、クリックで拡大)

一番下に、Google Cloud Print の項目が有るので Google Cloud Print にログインを押下します。

Google のログインページが表示されるので、印刷したいドキュメントのある(モバイルデバイスでログインする) Gmail アカウントでログインします。

ログインに成功すると、Google Cloud Print の使用が可能になります。

ちなみに “Print a Test Page” からテストプリントしてもプリンターが見つからずプリントできませんでした。気にせず続けます。

設定を以下の様にしろと書いてあるので、セキュリティの設定を変更します。

「印刷設定を管理…」ボタンを押下すると印刷の管理画面が表示されます。Windows へ接続されているプリンターの一覧が見えるはずです。

さて、この状態で、iPad から Google Docs へ先程の Gmail アカウントでログインします。印刷したいドキュメントを選択してプリントを実行するとちゃんと、Windows に接続されているプリンター一覧が見られます。

プリンターを選択して、右下の「Print」をタップすれば、ドキュメントが印刷されます(日本語も印字できました)。

Gmail の場合、添付ファイルの PDF や Word Doc も印刷できるようなことが書いてあります。
が、現状 Google クラウド内の文章しか対応していないですし、Windows 経由でしか印刷できないので、ほとんど意味ないです(直接 WIndows Google Chrome ブラウザで見て印刷すれば良いだけなので…)、これから他のクラウドサービスと融合したり、直接 Cloud Print できるプリンターが発売されれば面白い展開になると思います。

XMPP の push 通知も使うようですが、ちょっと見る限り、HTTP プロトコルを使った Web ベースで構築されているので、現在のインターネットとの親和性は良いのではないかと思います。

VLC media player1.1.6 がリリースされています。修正内容は Release note を御覧ください。

XBMC が AppleTV2 にやってきた!

土曜日, 1月 22nd, 2011

記事元: XBMC for iOS and Apple TV now available.

XBMC はフリーでクロスプラットフォーム(Linux、Mac、Windowsで動作)なメディアプレイヤー/エンターテインメントハブです。元々、Microsoft のゲーム機 XBOX でマルチメディアファイルを再生するために開発されたものでしたが、現在は色々なプラットホームで動作が可能になりました。初代 AppleTV には既に対応していましたが、今回 AppleTV2/iOSデバイスにインストールすることができるようになりました。

You asked for it: XBMC for AppleTV2, iPad, iPhone4.

XBMC on Apple TV2: apt_get によるインストール
XBMC on iPhone/iPad: iPhone/iPad は Cydia 経由でインストール

当然のことながら、AppleTV/iOSデバイスとも jailBreak が必要です。インストールは自己責任でお願いします。

説明を読む限り、XBMC on AppleTV2 はリモートやシンクライアントストリーマではなく XBMC のフル実装だということなので、インストールしてみることにしました。

家の Apple TV は iOS4.1(8C150) ベースなので、今回 iOS4.2.1(8C154) へアップデート、aTV Flash と 共存できるか試してみることにしました。ツールは、先日紹介した Seas0nPass を使ってみることにします。

正規の AppleTV2 へ復元した後、Seas0nPass を使って jailBreak します。確かにこれは簡単。アプリを起動してワンクリックでファーム書き込みのところまで終了。iTunes が自動で立ち上がりますがそこでエラーとなってしまいます。フォーラムでも 「Itunes restore script failed!, selecting IPSW in Finder …」ってなっちゃうんだけど、という書き込みがありますが、今だ修正されていないようですね…ふぅ。

しかし、書き込み用のファームは、フォームフォルダに出来ているので手動で AppleTV2,1_4.2.1_8C154_SP_Restore.ipsw を書き込み、無事 jailBreak 成功です。しかし…

テレビに接続すると、テレビは認識して 750p になり(家のテレビは古くフルハイビジョンではありません)音も鳴るのですが肝心の画面が表示されず、ブラックアウトのままです。色々リモコンをいじって(偶然)映るようになりましたが、XBMC からホームメニューに戻る時、またブラックアウト。今度は、何をやっても映らなくなりました。

どうやら(8C154)で入った、”TV resolution fix: Addresses an issue that causes some high-definition TVs to incorrectly display at 480p.” と家のテレビの相性が悪いのか。巷であまり不具合の噂は聞かないので、家のテレビの問題かな?。とりあえずサクっと(8C150)へ戻して、再 jailBreak しました。

ファームを書きこんでしまえば、再起動は同じなので、Seas0nPass の Boot tethered 機能は便利ですね。

さて、aTV Flash をインストールして再起動、Maintenance –> Manage Extras menu から、パッケージをインストールしようとすると、なんと XBMC パッケージ aTV Flash からインストールできるようになってるじゃないですか。しかも Plex Client パッケージもサポートしてるし…。メールで教えてくださいよ。FireCoreさん。

色々ありましたが、結局 aTV Flash 経由で XBMC をインストールしました。単なるパッケージリリースなので、XBMC のみで良いという方は、root でログインして上記の apt_get でインストールすれば問題ないと思います(やってないけど)。

XBMC は確かにフル実装していて、ちゃんと Windows nwtwork(SMB) から、NAS などの共有ファイルを参照して動画再生できますね。これは便利。あまり試してませんが、wmv, avi, mkv などのコンテナ再生がちゃんと出来ました HD ファイルでも OK です。Apple TV2 は、内蔵ディスクは持っていませんが、有線か無線Lan(IEEE 802.11n) なら、Windows でも十分つかえます。8,800円で XBMC も使えるなら AppleTV 買いですよ。

日本語も、インストール時には文字化けしますが、設定で日本語が選択できるので、然るべきディレクトリに日本語フォントをコピーすれば日本語もちゃんと表示できそうです。
2011/02/06追記:
今は、日本語フォントが入って入るんですね。知りませんでした。XBMC for ATV2(AppleTV2版XBMC)導入を参考にさせて頂きました。

  1. [SYSTEM]-[APPEARANCE]-[SKIN]-[Fonts]で “Arial Based”を選択します。
  2. 次に[International]-[Laungage]で”Japanese”を選びます。

あとは、Seas0nPass が Windows に対応してくれればバッチリなんですけど…

YouTube: XBMC on the 2nd Generation Apple TV.