OS X 10.7 Lion での Bootable USB の作り方

記事元: Make a Bootable Mac OS X 10.7 Lion Installer from a USB Flash Drive,

この記事は、まだ Mac OS X Lion が正式リリースされる以前(GM版)に書かれています。正式リリース時に仕様が変わる可能性がありますのでご注意ください。
追記:正式版でも出来ることを確認しました。

Mac OS X Lion は DVD などのメディアが提供されません。かと言って MacBook Air の様な USB Key も販売されず、オンライン販売のみです。ということで、いざという時のために Bootable USB の作り方が紹介されています。

必要なもの

  • Mac OX X Lion をダウンロードするために必要な環境。つまり App Store からダウンロードした Mac OS X Lion インストールアプリケーション。
  • 4GB 以上の USB Flash Drive 私は今日秋葉原で 4GB を ¥550- で買いました。
    追記:ただし、4GBめいっぱい使うので買った USB メモリは容量不足で使えませんでした。余裕お見て 8GB を使った方がいいと思います。

以上。

手順1: InstallESD.dmg をローカルにマウントする

ということで、まず、OS X Lion がリリースされたら App Store から OS X Lion インスールアプリケーション “Install Mac OS X Lion.app” をダウンロードします。

そして、”Install Mac OS X Lion.app” を右クリックポップアップメニューから「パッケージの内容を表示」を選択します。“Contents”ファルダが表示されるので、そのフォルダ内の “SharedSupport” フォルダーに移動します。その中の “InstallESD.dmg” をダブルクリックすると、デスクトップに “Mac OS X Install ESD” というイメージが表示されます。

手順2: USB の初期化

  • Mac に USB flash drive を挿します
  • ディスクユーティリティーを起動します。
  • 左の欄から挿入した USB flash drive を選択し、上部の処理選択は「消去」を選択します。
  • フォーマットは Mac OS X 拡張(ジャーナリング)、そして名前を適当に(Lion USB Keyとか)付けます。
  • 下部の「消去…」ボタンを押下して、USB flash drive を初期化します(当然内容はすべて消えます)。

(以下クリックで拡大)

手順3: InstallESD.dmg を USB flash drive へリストアする

初期化した USB flash drive を右クリックするとポップアップメニューが表皮されるので復元を選択します。

ソースに “Mac OS X Install ESD” 復元先に “Lion USB Key” を指定し(どちらもデスクトップにイメージが表示されているので入力ボックスにドラッグすれば良い)、「復元」ボタンを押下します。

これで完成です。 完成した USB flash drive を挿入して、「Option」キーを押下しながら Mac を起動すれば、ブートするデバイスが選択できるので、USB flash drive を選択すれば、クリーンな OS X Lion が起動できます。

利点:

  • リカバリーディスクの代わりになります。ディスクユーティリティーや再インストール、Time Machine を使うことも出来ます。
  • 物理的にハードディスクが壊れても、ハードディスクを交換して再インストールするためのブート用外部媒体として使用することができます。

正式版が出たら早速やってみよう。USB ドライブへのクリーンインストールなら安心ですからね。

 

 

 

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