ドコモ、SIMロック解除へ iPhoneへの布石?

NTTドコモは、3月15日から、スマートフォン向けの新パケット定額サービスを初め、FOMA 携帯並の月額定額料 ¥5,460 で使い放題となるパケホーダイ・フラット及びパケホーダイ・ダブル2を開始しますが、更に、4月1日から遂に SIMロックの解除を開始します。

SIMロック解除の開始について

4月1日以降、新たに発売する携帯について、SIMロックの解除機能を搭載し、要望があれば SIMロックを解除すると共に、ドコモminiUIMカード(iPhone4 で使用している microSIMカード互換)の発売も始めるそうです。

ただし、テザリングが出来ない携帯のみパケット定額サービスの契約ができるとのことで、パケット通信料の上限額は ¥5,460/¥5,985 となります。テザリング出来る端末は PC接続できるという扱いで 最大¥10,395 となります。SIMカードの購入には使用する SIMフリー端末を提示して購入する必要があるので、窓口で「SIMカードください」と言っても端末を提示しないと販売してくれないそうです。

じゃあ、テザリング出来ちゃう Android 携帯は最大¥10,395 になっちゃいますね…。また SIMフリーの iPhone4 も “テザリング” は SIMカード(キャリア)によって決まるので、NTTドコモ の SIMカードじゃ “テザリング” 出来ちゃう事になります。う〜ん。イマイチ。テザリングできなくていいから、なんとかパケット定額サービスパケ・ホーダイ・フラット適用にできないですかねぇ。ターゲット端末が確定できないと SIMカードでテザリング禁止にできないのかなぁ。

ちなみに、ソフトバンクも渋々 SIMロックを解除の方針だそうです。
ソフトバンクモバイル、懐疑的ながらSIMロック解除「1〜2機種からテストする」–単価は値上がり

孫さんは「(SIMロックを)解除するとさまざまな不具合が出てくる。また解除した端末は単価が4万円ほど高くなる。それでもSIMロックを解除したいという人が一体何人いるのか」
と言っていますが、は〜い。私。値段の心配なら NTTドコモのように SIMフリーじゃない携帯も売ればいいだけ。でもそれじゃ ドコモにお客取られちゃいますよねぇ。NTTドコモ「iPhone は諦めてない」はこの作戦できたか。

 

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