FireFox をコンパイルしてみよう! その2

NamorokaNamoroka 完成。

Firefox 3.6 のコンパイルができました。結局 .mozconfig は以下の通り、

mk_add_options MOZ_OBJDIR=@TOPSRCDIR@/../obj-@CONFIG_GUESS@
mk_add_options AUTOCONF=autoconf213
mk_add_options MOZ_MAKE_FLAGS=-j4
ac_add_options --enable-optimize="-Os -march=prescott -mfpmath=sse,387 -mieee-fp"
ac_add_options --enable-application=browser
ac_add_options --enable-strip
ac_add_options --disable-tests
ac_add_options --disable-debug
ac_add_options --disable-updater
ac_add_options --disable-update-channel
ac_add_options --enable-pthreads
ac_add_options --enable-svg
ac_add_options --enable-canvas
ac_add_options --with-macos-sdk=/Developer/SDKs/MacOSX10.4u.sdk

ということで、MacOSX10.4u.sdk 指定で良いのでした…。

エラーとなったのは、bug-513747 で指摘されていて、sqlite3 のライブラリを mozilla が作成した物を使っていないためでした。指定の通り、該当ファイルを書き変えさらに ~/security/nss/lib/softoken/config.mk のファイル -lsqlite3 も以下のように書き変えます。

-lsqlite3 -> -lmozsqlite3
$ export CC=gcc-4.0
$ export CXX=g++-4.0

とgcc-4.0 を指定して make -f client.mk build で make すれば、obj-i386-apple-darwin10.2.0/dist/ に Namoroka.app とアプリケーションが作成されます。

ファインダーからクリックすれば、Firefoxが起動します。まだ US のままです。

言語は US のみ

メニューの日本語化には、http://releases.mozilla.org/pub/mozilla.org/firefox/releases/3.6/mac/xpi/ から ja-JP-mac.xpi を取ってきてインストールして about:config で general.useragent.locale を ja-JP-mac に設定して、再起動すれば、メニューが日本語化されます。

「環境設定」の「コンテンツ」の追加する言語を選択…で、日本語を選択し、一番上に持ってきます。

日本語化された

好きなフォントを指定して日本語化終了です。

フォントの設定

cd ../obj-i386-apple-darwin10.2.0/
% make package

とすれば、obj-i386-apple-darwin10.2.0/dist/ に firefox-3.6.en-US.mac.dmg のできあがりです。

macman について

やっぱりマックでしょ!と言いながらも、Windows や Linux も使ういい加減な管理人。 IT クラウドを夢見て、悶々と過ごす日々。
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