Archive for the ‘tech’ Category

スタートレックファンにはたまらない LCARS UI

金曜日, 11月 26th, 2010

LCARS(エルカース)というのは、”Library Computer Access and Retrieval System”(ライブラリー・コンピュータへの接続・検索システム)の略で、スター・トレックエンタープライズ号にも搭載されいるコンピュータのオペレーティング・システムです。

オランダのパスカルさん、キッチンコンピュータというかホームサーバーとして Windows XP をベースとしたコンピュータに LCARS UI(ユーザーインターフェース)を組み込んだそうです。このコンソールで、インターネット、音楽を聞いたり、居間のテレビで動画を見たりその他色々できるんですね。
残念ながら、かなり凝ったプログラムだそうで、簡単に公開できるものではないそうです(相当こだわって作っているそうですよ)。

表示や音はいけてますよ。残念ながら、音声認識はしてくれませんけど…。

記事元:GIZMODE-Kitchen Computing Goes Star Trek.
YouTube:Star Trek -like home computer.

ストリーム swf の保存

月曜日, 11月 22nd, 2010

通常の Flash ファイルの保存は、real player downloader などやちょっとネット検索をすれば方法が分かります。しかし、NECN に掲載しているオバマさんのニュース画像 Barack Obama plays with robot toys in Japan は、ストリーム swf になっていて、通常の Flash ダウンローダーではダウンロード出来ません。数日ネットを放浪しましたが、Mac でダウンロードできるフリーソフトはない(有償ならあるみたいですけど)という結論に達しました。
何故、これほど執着したかというと、この動画、iDevice に対応していないんです。リンクコピーはできても、Flash がみられない限り、本家でも表示されない…ムカつく!。
さてどうするか?。Windows には、GetASFStream という優秀なソフトがあるのですが、せっかくですので、 Mac 上で、 Parallels を使いその上の Windows XP で GetASFStream より強力と噂の、StreamTransport を使ってダウンロードできるか検証しました。

結果:非常に簡単にダウンロード出来ました。Mac で(無償で)出来ないことがまたひとつ…。

環境 MacBook Snow leopard + Parallels Desktop5
仮想環境:Windows XP SP3 + IE8(デフォルトブラウザを IE にする必要あり) + StreamTransport v1.0.2.2171(Free)

  1. StreamTransport からインストールファイルをダウンロードして、インストール。
  2. StreamTransport のアイコンをクリックして起動する。
  3. 上部のアドレスバーに、取得したい動画のある URL を入力する。
  4. 上部の”Start”ボタンを押下する。
  5. アドレスバーに入力したアドレスのページが表示されるので、ダウンロードしたい画像を再生する。
  6. 下部に解析結果が表示されるので、ダウンロードしたい画像を選択する
  7. 右下の”Download”ボタンを押下する。”Change Folder” でダウンロードファイルを格納するディレクトリを指定する(パスに日本語が入っていない方が良い)
  8. ダウンロードが開始され 100% ダウンロード終了すれば見事成功!

下の画面を参考にしてください(クリックすると拡大します)。簡単すぎ。

で、変換したのが下の画像。しかしこの前紹介した ffmpeg のフロントエンド Datura ですが、この FLV ファイルを上手く変換出来ません。どうも Datura の更新も止まっていて ffmpeg と同期が取れていないのかバグなのか、ffmpeg へのパラメータに誤りがあり、入力ファイルによっては上手く動作しないようですorz。>ならお前が作れとか言われそう….。
まあ、失敗したログを見ると(xxxx.log というファイルができています)パラメータは分かるので、直接ターミナルからコマンドを入力すれば画像変換ができます。今回 H.264 に変換するためには、log ファイルに書かれている以下のパラメータを修正します。

ffmpeg:-passlogfile 1635934958_ -y -threads 1 -ss 0:00:00 -i Barack_Obama.flv 
-ss 0:00:00 -i Barack Obama.flv -vcodec copy -vb 716000 -r 24 -s 640x360 
-cmp sad -mbd simple -me_method epzs -precmp sad -skipcmp sad 
-strict normal -subcmp sad -aspect 640:360 -map 0:0 -acodec copy -ab 96000 
-ar 44100 -ac 2 -alang und -map 1:1 -sn -f ipod Barack_Obama.mp4

以下のように赤い部分を修正し、余計な部分を削除して、変更しターミナルから実行します。

ffmpeg -ss 0:00:00 -i Barack_Obama.flv -vcodec libx264 -vpre default 
-vb 716000 -r 24 -s 640x360 -cmp sad -mbd simple -me_method epzs -precmp sad 
-skipcmp sad -strict normal -subcmp sad -aspect 640:360 -map 0:0 -acodec libfaac 
-ab 96000 -ar 44100 -ac 2 -alang und -map 0:1 -sn Barack_Obama.mp4

これで、H264 の mp4 ファイルが出来ます。前回は 拡張子 flv でも、内部コーディックは H264 だったので問題ありませんでした。確認不足…すみません。
ffmpeg は、H264 の変換パラメータファイルを /opt/local/share/ffmpeg/ の下に持っていて -vper default を指定しないと、H246 のパラメータが反映されないですね。エラーメッセージはよく見ましょう。

変換したファイルが以下です(m4v + ogg)。見られない方は、オリジナルリンクの Flash ファイルを御覧ください。
しかし、APEC で来たオバマ氏一番の楽しみ(目的?)は、鎌倉観光だったとか。まあそんなもんか…。

 

Google Docs の編集が iDevice でも可能に

土曜日, 11月 20th, 2010

Google ドキュメントが、モバイルでも編集できるようになりました。もちろん iDevice でもOK!、と色々なところで書かれていますが、現在は英語のみ対応。日本語 Google Docs モバイルはまだ対応していません。残念!。
しかし、iPad くらいないらいいですけど、携帯で修正とかあまりにチマチマしていて、下の動画を見る限り、出来ることならやらないで済ましたいと切に思いました。
YouTube:Mobile Editing in Google Docs.

aTV Flash の 新 AppleTV 版登場予定

金曜日, 11月 19th, 2010

AppleTV 8,800円になって、AirPlay にも対応したけど、所詮 iTunes 用の STB だし、インターネットといっても、YouTube と Flickrにある写真やMobileMeのギャラリーがみられるだけ…、PS3 や アクトビラ があれば、いらないじゃん。と購買欲が著しく低下していましたが、 FireCore によると、新 AppleTV 用の aTV Flash(Black) が数週間の間に最初のベータ版を出すようです。

初代 aTV Flash の機能を見ると、safari ベースのフルブラウザを使えるようになりますし、NAS 対応、USBストレージ接続可能、DVDフォーマットや標準でサポートしない動画ファイルの再生対応、ftp などで動画ファイルの送信 etc. テレビ録画をしなければ、HDDレコーダー以上の機能です。

購買欲著しく上昇しました。通常の動画ファイル再生と safari フルブラウザが + iPhone/iPad AppleRemote との組み合わせで使えれば、それだけでも凄い便利。まだまだ 解決しなければならない問題は沢山あるようですが、期待が膨らみます。
下の動画は、aTV Flash をインストールして使っているところです。何気なく Google 使ってますが、通常の AppleTV でネットサーフィンはできません。これからが楽しみです。
iDeviceを使用している方は↓のリンクからどうぞ

Couch Surfer Pro for ATV 2G from Fire Core, LLC on Vimeo.

iPhoneでシリアルポート通信

月曜日, 11月 8th, 2010

もうモデムやシリアルポートは過去の遺物?。最近は USB で何とかなることも多いですが、コンピューターのお守りや開発をしている人には結構まだシリアルポートが必要な人達がいるんですよ。このボックスは、iPhone をシリアルポート端末にするボックスです。どうも基板をみると 3.3V のシリアル信号が iPhone から出ているようですね。これを 5V の TTL へ変換するだけでいいようです。iPhone 側は、Jailbreak して ターミナルアプリケーション “Minicon” を入れ、/dev/tty.iap, speed 9600 8N1 で接続すればいいみたいですね。
簡単に出きそうなので今度パーツ買ってこようかな?。
記事元:The great iPhone serial port hack.

iDevice はダウングレードのためにデジタル署名を取っておこう

日曜日, 11月 7th, 2010

jailbreak したとき以外でも、前のファームウェア(iOS)へ戻したい時ってありますよね(例えばiOS4->iOS3.1.3)。でも、現在、Apple ではファームウェアの変更時に、デジタル署名をチェックして、前のバージョンのファームウェアに戻せないようになっています。つまり最新のファームウエアが Apple サイトで更新されると、それ以前のバージョンのデジタル署名は消されて受け付けてくれないということです。
iOS 4.2 が近々発表となりますが、iOS4.2 を入れてみたものの前のバージョンに戻したいと思っても、時既に遅し、前のバージョンのファームウェアがあっても Apple に署名がないため前のバージョンに戻すことができません。

そこで、現在のデジタル署名を取っておき、ファームウェアをダウングレードしたい時、Apple サーバーの代わりに応答してくれる TinyUmbrella を紹介します。
Mac version
Windows version
このソフトをインストールして、iDevice を接続し、Sava My SHSH ボタンを押下すればOK。Display SHSHs をみれば、取得できたデジタル署名のバージョンが表示されるはずです。

一度でも jailbreak したことのある方は、以降そのデバイスの署名は Cydia のサーバーに残っているので、jailbreak した時点まで戻れますが、始めての方は、現在 Apple が公開しているファームウェアのデジタル署名しか取ることができません(iOS4.1 or iOS3.2.2)。iPad な方は、iOS4.2 公開前に署名を保存して置かないと iOS3.2.2 へは戻ることができません(当然iOS3.2.1 以前には既に戻れなくなっています)。

ですので、iOS のダウングレードするかも、という方は、 iOS  のアップグレードの前にTinyUmbrella で署名の保存と、デバイスの同期をして TimeMachine でバックアップしておけば安心です。注意! 各デバイスのバックアップはひとつしか作成されず上書き保存です。必要なら個別にバックアップしてください。バックアップファイルの保存先などは、アップル公式ドキュメントを御覧ください。iPhone and iPod touch:バックアップについて
記事元:Save SHSH Blobs with Firmware Umbrella.

追記:復元するファームウェアを選択する場合は、option を押下しながら、iTunes のアップデートor復元ボタンを押下すれば、jspw(ファームウェア)ファイルを選択することができます。