Archive for the ‘Linux’ Category

PostgreSQL でリモート接続

日曜日, 2月 26th, 2012

最近、MySQL ばかり使っているので、PostgresSQL をサクっとインストールしてみようと思ったら思いの外、時間がかかったので設定のメモ。

今回は Fedora 君に入れたので

  yum install postgres*

 で、出てきた PostgresSQL のパッケージをインストール。

これで、postgres のユーザー/グループが自動的にできるんですけど、パスワードを設定し直さないと、ログインできません。root でパスワードを変更して、postgres ユーザーでログインできるようにします。とりあえず、その後 postgres ユーザーで作業すると簡単なので…。必要な作業が終わったら、postgres ユーザーはログインできなくしてしまって方が安全です。

MySQL のようにそれでとりあえずデーターベースにログインできると思ったら初期化をしないとダメなんですね。

postgres ユーザーに su で変更した後、

  initdb --nolocale --encoding=UTF8

 とデータベースを初期化して、

  pg_ctl start &

 とすれば、 PostgreSQL が起動します。自動で起動させるには、サービスで自動立ち上げできるように設定しておきましょう。

次に、ユーザーを作成します。testuser を作成するには、シェルから

  createuser -d -U postgres -P testuser

と入力します。-a オプションをつけるとスーパーユーザーになってしまうので注意。できる権限を聞いてくるので、必要な権限に yes と応えて、testuser を作成します。

psql でログインして

 SELECT * FROM pg_user;

 として、ユーザーが作成されていれば OK。

ところで、ここまで来て、パスワードを全く聞いてこないことが気になる…。そこで、/var/lib/pgsql/data/pg_hba.conf を見てみると、METHOD が “trust” になっている。postgreSQL ってデフォルトでは、localhost のみ接続で、パスワード不要になっているのね。パスワードを聞いてこないのは気持ち悪いので、

local all all                         md5
host  all all        127.0.0.1/32     md5
host  all all        162.168.100.0/24 md5   # 追加

 と、passwoed を md5 にするようにすると共に、宅内ローカルからリモートで接続できるようにネットワークを追加。

パスワードは、postgreSQL にログインして、

  ¥password testuser

 として、パスワードを設定します。その後に、postgres で、postgreSQL にログインして、

  ¥c postgres testuser

と入力し、

  postgres=>CREATE DATABESE testdb;

これで testdb というデータベース空間が作成されます。一応これで、普通にログインできるはず。

  psql -h localhost -U testuser testdb

ならログインできるんですが、

  psql -h 192.168.100.100 -U testuser testdb

とすると、接続が拒否されます。リモートマシンだけでなくサーバーマシンでもログインできません…???。ファイアーウォールでポート 5432 も開いています。

google 先生に聞いてみると、/var/lib/pgsql/data/postgresql.conf の

  #listen_addresses = 'localhost'
          |
          V
  listen_addresses = '*'

 と変更しないといけないらしい。そのように変更して無事、リモートから接続できました。思い込みで作業するとつまずくなぁ。反省、反省。

iEmu iOS汎用エミュレータ欲しいですか?

日曜日, 9月 4th, 2011

記事元: iEmu wants to emulate iOS apps on Android, Windows, and Linux.

Kickstarterオープンソースの iOSエミュレータ を開発するための資金を募集しています。目標は オープンソースQEMUエミュレータをベースに S5L8930チップセットをサポートしてAndroid/Windows/Lnux でも動作する iPhone4/iPad1 のエミュレーションが出来るオープンソースを公開すること。そのために $20,000 を目標に資金を募集しています。

Kickstarter の使い方としては面白いですね。オープンソースの開発ですから、出資者以外の人間でも全ての情報にアクセスできます。例えば $10 投資しても特製ステッカーが貰えるだけです。開発に没頭したいので、そのための費用を集めたいということらしいです。現在 $8,582- あと 12日で目標達成はちょっと厳しいか…?。

開発者の Chris Wade 氏は既に iPhone 2Gブートローダー がブート出来る iEmu は開発しているそうですが、最終目標は、コンパス、加速度計、および GPS のような周辺機器もサポートする「ほとんどの iPad/iPhone アプリケーション」を走らせることができるエミュレータの開発とのこと。志は高いですねぇ。

しかし、自社プラットフォームにはこだわる Apple。クロス開発環境ではなく、iOS エミュレーターでアプリケーションを合法的に動かすことは上手くクリアできるんでしょうか?。

iPad/iPhone で Linux を動かそう

水曜日, 8月 31st, 2011

記事元: Linux Coming to the iPad and iPhone.

まだ、移植されてなかったの?と思ってしまいますが、iOSDevice にも Linux が移植されて公開されそうです。当然 jailbreak した iDevice 用で、サポートは

  • iPad1
  • iPhone4
  • iPod Touch 4G

iPad2 は、残念ながら A5 チップということで今回は除外されるようです。

現在、ドイツの iOS デベロッパー Patrick Wildt 氏によって移植中です。公開は未定ですが、9月17日に行われる予定の jailbreaking コンベンションで発表されるのではないかととのこと。

UI がこれはらどうなるのかわかりませんが、パワー不足になった iDevice が Linux で復活できるのなら楽しみだなぁ。

JSLinux ブラウザで動く Linux

水曜日, 6月 1st, 2011

記事元: Run Linux on your iPhone, iPad, or Mac from a Web Browser.

動くデバイスがあれば移植せずにいられない。それが Linux…。iDevice のブラウザ(iPhone 3G では時々異常終了するらしいですが)でも動作する JavaScript を使用した Javascript PCエミュレータです。持論コマンドラインのみの動作ですけどね。

こちらをクリックすれば Javascript PC Emulator が起動します。

PC のブラウザ/iDevice の safari でも動作します。さすがに iPad1 では起動に 50秒かかりましたが、MacBook の FireFox4 なら 6秒で起動します。

iDevice の場合、右上の「Clear clipboard」の下の四角い枠をタップすれば、キーボードが出てきてコマンドを入力することが出来ます。ただ残念なのが 「ESC」と「TAB」キーが見つかりません。ちゃんと bash と vi が動作するのにちょっと勿体ない。

しかし、ホームディレクトリにはお約束の hello.c と C言語のソースコードが付いていて

tcc -o hello hello.c

と入力することで、コンパイルも出来ます。ちゃんと Hello World と表示される実行ファイルが作成されますよ。

ざっと見た感じ、Linux のコマンドはひと通り揃っています。apache サーバー hpptd まで入っています(動作確認していませんけど)。なかなか面白いので、Linux 好きな方は是非試してみてください。

プラグ PC

月曜日, 2月 7th, 2011

開発元: GlobalScale Technologies, Inc

超小型プラグ型 PC。消費電力わずか 5W だそうです。お値段 $150。

  • Marvell Sheeva ARM core @ 1.2GHz speed
  • Linux 2.6.3x カーネル
  • メモリー 512MB 16bit DDR2-800 MHz * 1 GB
  • オンボード micros-SD (OSインストール領域)
  • 2つの ギガ Ethernet 10/100/1000 Mbps ポート
  • 2つの USB 2.0 ポート (Host)
  • eSATA 2.0 ポート
  • 3Gbps SATAII 1 x SD カードスロット(ユーザー領域用)
  • WiFi 802.11 b/g
  • Bluetooth BT2.1 + EDR
  • Audio Interfaces
  • 5V3A DC power supply

画面接続ポートが無い代わりに、ギガインターネットポートが2つ付いています。
完全にサーバー仕様 $150 なら安くていいなぁ。

XBMC Linux box で AirPlay デモ

水曜日, 12月 22nd, 2010

マルチプラットホーム(Mac/Linux/Windows/Xbox)向けの XBMC という、HTPC(ホームシアターPC) 上で機能するメディアプレイヤーアプリケーションが 2003年から、 GPL ライセンスで開発されており、無料で使用することができます。今回、Linux XBMC 上に AirPlay のクライアントサーバーを実行させて、iPad からの動画を AirPlay 経由で XBMC に表示させるデモ動画が公開されています。

Windows 版も開発中とのことで、まだ Linux 版も公開はされていませんが、Linux や Windows が動作する HTPC 上で、AirPlay を介した動画再生ができるようになりそうです。

記事元:AirPlay running on XBMC Linux box

YouTube:xbmc-airplay.mpeg.