究極のエコ!重力と浮力で発電する装置を開発

記事元: msn 産経ニュース – 究極のエコ! 重力と浮力で発電する装置をさいたまの80歳男性が開発.

slashdot.jp で話題となっているこの装置、「永久機関」とは言ってませんね。ちゃんと特許も取れてるそうです(登録番号:4608598)。「この装置で生み出される電力は1ワット程度」だそうですが、何がすごいって「約2年半かけて装置を開発。費用は700~800万円もかかった」っていうのが一番すごい。というか偉い。お金持ってる老人はどんどん社会還元しなくちゃ。

ちょっと見分かると思いますが、上部給水タンクから水を補給、玉が落下して再浮上す際、下部から水を排出してますね。これって「水力発電」というのでは…。

特許4608598号には、

効果
そのため、装置外部から循環のためのエネルギーを供給しなくても、水を補給するだけで、球体の循環が維持され、球体の落下運動エネルギーを簡単に取り出すことができる。

これ、特許庁認めちゃマズイでしょ。という話になっています。ちなみに slashdot.jp の住人の方が見つけてくれた反証はこちら
http://www2.kaiyodai.ac.jp/~osakabe/GT1.pdf

「球体が動くのを眺めているだけで楽しいから、からくり時計のように楽しめる」それ正解。でも、「この装置をすべての送電鉄塔やビルに設置すれば、将来、原子力発電はいらなくなるよ」はちょっとねぇ。

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