Apple ARM プロセッサへ移行?

記事元: Apple to Move from Intel to ARM Processors in Future Laptops?.

iPad2 の発売前に 「Apple社はA5の製造を台湾TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd.)に委託した」という話があったそうですが、日経エレクトロニクスによると、iPad2 は サムスン製 45nm世代 のプロセッサだったようです。

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ところが、台湾TSMC に委託するどころか、Intel が最新の22nmプロセスで受託製造を開始することを認めたことから、A5 プロセッサの製造を韓国サムスンから、Intel に切り替えるという話題が出ています。まあ、サムスンとは訴訟合戦を繰り広げていることですし、22nm は魅力ですから Apple がサムスンから Intel に乗り換えてもまったく不思議ではありません。
EETimes – Intel vying for Apple foundry business.

本題はここから、SemiAccurate claims によると、Apple は、ノートパソコンからデスクトップまで ARM プロセッサに移行するのでは?という記事が掲載されています。え〜!。これはさすがにちょっと信じがたいですね。PowerPC から Intel に乗り換えたのは大正解。移行にそれなりの代償を払ってもそれに見合う価値がありました。しかし、いくら A4 プロセッサのために P.A.Semi と Intrinsity を買収しましたが、Apple が Intel プロセッサ から ARM プロセッサに乗り換えては、Intel としても面白くないでしょう…。

ARM は、 A15アーキテクチャ(Eagle)をノートパソコンやタブレット向けと言いつつ、サーバー市場にも食い込もうとしていますが、Apple が Intel から ARM へ乗り換える理由が分かりません(CPU まで内製にこだわるのか?)。Windows が ARM プロセッサでも動作するようになれば、まだ可能性もあるんでしょうけどね。

以上、あくまでうわさ話でした。

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