VMware/Parallels/VirtualBox など、Mac の仮想マシンには、ライセンス上 Mac OS X 10.5 以降、Server版のみ Mac OS X をゲスト OS として使用できるようになりましたが、通常の Mac OS X をゲスト OS として使用することはライセンス違反です(なんで?)。
今回、OS X Lion GM(リリース候補)では、EULA(end-user licensing agreement) に Mac 上で動いている OS X 上で、付加ライセンスの必要なしに 同じマシン上で 2インスタンスまでの実行が許可されるように記述されています。
いままで、通常の Mac OS X が仮想環境で動いても、試しにやってみました〜っという程度で、大きな声でいえませんでしたが Lion からはすっきりしそうです(まだ GM版ですけど)。
Mac のテスト環境が欲しい人は、仮想環境で動かせると、おかしくなったときすぐに元の環境に戻せたりして便利ですからね。Lion にアップデートしても 今のバージョンの Parallels 動くよね…!?。
Hackintosh を覚えていますか?。Windows マシンで Mac OS X を動かすための仕組みなんですが(Apple は Macintosh 以外のマシンで Mac OS X を動かすことを認めていません)、ちゃんと動作するパーツを集めてくれば、$600- で Machintosh mini より高性能なマシンが出来上がります。
マザーボードに GA-H55N-USB3(GiGABYTE の H55チップセット-LGA1156ソケット マザーボード)、ビデオカードに GeForce GT240 あたりを使うのがコツのようですね。$600 で、これだけのマシンができるなら Windows マシンでもいいかも(別途 Windows OS が必要ですが…)。Mac が安くなってもここまで安くないですからねぇ。
iCloud が無料になるのは時代の流れですね。ジョブス氏が激怒したと言われる MobileMe からは大きな進歩です。各音楽レーベルへ巨額な支払いをした iTunes Match は、$25 で、じぶんもの持っている CD の音楽も iTunes Match に紐付けできるのは Amazon/Google に比べて新機軸ですけど、写真の保存が30日で消えちゃうのが中途半端なんだよなぁ。アプリケーションのデータバックアップはちゃんと永続的にやってくれるのかなぁ〜。ちょっと不安。やっぱりしばらく母艦にケーブルしておいた方が安全な予感。
Lion は、App Store からのダウンロード販売のみ、¥2,600-。なんとサーバー版も ¥4,300- で提供されます。サーバー機能を使いたい方は迷わずサーバー版を選択ください。標準で使う分には人間が堕落するくらい管理が楽ですよ。また、2011年6月6日以降に、アップルまたはアップル製品取扱販売店で、新しいMac購入者は Lion が、 「Mac App Store」を通じて無償提供されます。ですから今 Mac を買っても大丈夫。対象となるMac購入者は、「Lion」の公式リリース日から30日の間に「Up-To-Dateアップグレード」を請求する必要があります。via Source しかしまた開発環境更新か…。